No.417 ベートーヴェンと音域

2015年10月28日(水)

ピアノの先生は、やはり美しい音をimg_20151028-124528.png
生徒に示さなければいけませんよね。
そのため、先生も日々練習頑張っていますsign03

今私が取り組んでいる曲は、
ベートーヴェンのピアノソナタ第23番「熱情」。
特に第2~3楽章が気に入っていますhappy01

学生時代に何百回といっても過言ではないぐらい
人の演奏を繰り返し聴いてきた曲ですが、
あまりに弾く学生が多かったのと
指が回る自信がなかったのとで敬遠していた曲。

先日ベートーヴェンのソナタに関する講座に行き、
改めて作品を見ているうちに
急にベートーヴェン熱が再熱しましたsign03

指はまだ回らないけど(こりゃたくさん練習しないとsweat01)、
演奏を聴きまくっていたおかげで
耳が覚えていて、譜読みが意外にラクhappy01shine

講座では、音域についてたくさんのお話を伺いました。

昔のピアノは今のピアノよりだいぶ音域が狭く、
ベートーヴェンの時代にもどんどん広がっていきました。

ベートーヴェンはその当時の音域の壁を超えたくて、
でも超えられないもどかしさと闘っていたんですね。

譜例を見ながら、
「この音に行きたいけど、音が足りないから
仕方なくこの音に変えた」という部分を見て、
なるほど~~と思ってしまいました。

でもそのおかげで音楽の流れや雰囲気が変わって、
新しい音楽が生み出されたのではないかとのことでした。

おもしろい話があったのですが、
当時はペダルの数が今より多かったそうです。
4本あるのは当たり前で、10本ぐらいあるピアノも
あったと聞いたことがあります。

ベートーヴェン、シューベルトなどの時代は
弱音をどうやって美しく出すか」ということに
重きを置いていたそうで、4本あるペダルのうち
弱音ペダルが3本だったそうです。
(残り1本はダンパーペダル。)

もちろん今でも弱い音をきれいに出すことは大切ですが、
弱音ペダル3本を駆使して演奏するのは
さすがに想像できませんsweat02

現在はダンパーペダルと比べて弱音ペダルを踏む回数は
格段に少ないですしね。
(曲によっては多いものもあるかもしれませんが。)

ピアノを習っている生徒さんには、
ピアノという楽器は当時から大きく変化していること、
覚えていてほしいと思いますsign03

バッハの時代はチェンバロですし、
ベートーヴェンやショパンが多く弾いたピアノは
今よりずっと鍵盤が軽く弾きやすかったのです。

それを今の楽器で再現しなくてはならないので、
解釈の違いや演奏の大変さも出てきてしまいますね。
今のピアニストは大変なのです~crying

これから「熱情」を弾き込んでいったら、
その壁にぶつかるかもしれませんが、
魅力たっぷりの曲なので、乗り越えたいですlovely
これまさピアノ教室
小林

この記事にコメントする






表示されているひらがなを入力してください
認証コード

QRコード
携帯用QRコード

徒然日記 ♪頑張って更新中♪

1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031
アクセス数
ページビュー数