暗譜の大変さ(No.999)

2024年12月19日(木)

前回のブログでは、発表会に向け
楽譜のデコレーションをしてくださった方の
素敵な作品をご紹介をしましたhappy02

そこで少し触れたのが、暗譜についてです。
(暗譜とは、楽譜を見ずに演奏することです)
今日は暗譜について書いてみますねpencil

当教室では、発表会での暗譜は
任意としていて、
生徒さんに選んでいただいています。

暗譜必須の教室も多いですし、
暗譜が勉強になるというのは
重々承知の上なのですが、
暗譜をしないメリットもあるので
今日はその点を書いてみようと思います。

まず、当教室の発表会では
弾きたい曲をご自分で
選んでいただくか、
私に一任された場合は
難しいけれど頑張れる曲を私が選ぶ、
というふうに選曲しています。

そのため、かなり難易度の高い曲に
挑戦してみたいという方も多いです。

本番までの期間もそこまで長くないので、
暗譜なしなら仕上がりそうだけど
暗譜をするとなると難しいかな…
ということが出てきます。

暗譜にかかる期間は
難易度や曲の長さによって異なりますが、
楽譜を見て弾けるようになってから
1~2ヶ月ほどかかることがあります。

長い練習期間が必要となってくるので、
仕上がるかわからない場合は、
難易度をある程度下げた曲を
再度検討するということになります。

私は、できることならば
今弾きたいと思っている曲を
頑張ってほしいと思っているので、
暗譜は置いておいて
弾きたい曲を優先しようとお勧めします。

今までの経験で、弾きたい曲を選んだ場合
著しく上達する方が多かったためですconfident


もう一つの理由としては、
私自身も暗譜でかなり苦労してきたことですbearing
どれだけ弾き込んでも暗譜のための練習をしても、
当日の不安は「弾き終えるまで」拭えません。
そのためにどれだけ緊張するか…crying

アンサンブルの演奏や
他の楽器の演奏は楽譜を置いていても
何も違和感がないのに、
なぜか「ピアノは暗譜で!」
という風習が根強いです。

天才ピアニストのリストや
シューマンの妻であるクララが
譜面を見ずに弾くことを始め、
「カッコいい!!」と真似た人たちが
たくさんいたことから始まったようですwobbly

モーツァルトやベートーヴェンの時代は、
譜面を立てて作曲者の思いに忠実に
寄り添うのがマナーとされていたのに、です。

ピアノなんて、暗譜が一番大変な楽器なのに
不思議ですよねぇ。

まだ小さなお子さんは、
楽譜がなくても「何も緊張しないよ~!」と
弾けてしまう方が多いのですが、
ある程度の年齢を超えると
曲も複雑になってくるということもあり、
結構な重荷になるものです。

どんなご年齢の方も少しでも
安心して当日を迎えられるように、
躊躇せずチャレンジ曲に取り組めるように、
選択肢を広げていますconfident

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